最近よく聞かれる「捨てられネーゼ(ステラレネーゼ)」という言葉。
シンプルライフのため捨て活を始める人も多いなか、逆に捨て活を始められない人の姿も浮き彫りになってきています。
捨てられネーゼ(ステラレネーゼ)とは、いったいどんな意味なんでしょうか?
この記事では、捨てられネーゼ(ステラレネーゼ)の語源や由来、類義語を徹底解説します!
捨てられネーゼ(ステラレネーゼ)の意味とは
捨てられネーゼ(ステラレネーゼ)の意味とは、「片付けや物を処分することが苦手で捨てられない人」のことです。
「物を捨てようを思ってもついついまだ使えるんじゃないかと考えてしまう」
「いつか使うと思ったけど結局まったく使っていない」
「まだ使える物を捨てるのに罪悪感があり、なかなか物を捨てられない」・・という人を指します。
最近はモノのなかった昔と違い、家にモノがあり過ぎる時代。
もったいないと言ってモノを溜め込んだ挙げ句、生活スペースがモノでいっぱいというのはよくある話です。
モノを思い切って手放すことは「捨て活」と呼ばれています。
運気のために毎日捨て活をするなんて人も。
一方で、シンプルライフのため捨て活を始める人も多いなか、逆に捨て活を始められない人の姿も浮き彫りになってきています。
捨てられネーゼ(ステラレネーゼ)とは「捨て活が出来ない人」と言い換えることもできるでしょう。
捨てられネーゼ(ステラレネーゼ)の語源・由来
捨てられネーゼ(ステラレネーゼ)の語源は、「捨てられない」+「~~ネーゼ」から来ています。
「~~ネーゼ」は、辞書にあるような言葉ではなく、流行語やスラング的な言葉です。
大元をたどればシロガネーゼ(白金に住む人)やショウガネーゼ(諦めが良い人)などといった「~~ネーゼ」という言葉に由来します。
もともとはイタリアのミラノに住むおしゃれな人のことを「ミラネーゼ」と言い、そこから高級住宅地の白金に住む御婦人方のことをシロガネーゼと呼ぶ言葉が生まれました。
そのあと色々とギャグやスラング的な言葉として「~~ネーゼ」という言葉が派生するようになりました。
捨てられネーゼ(ステラレネーゼ)は、面白可笑しさと少し自虐的な響きが含まれた言葉です。
捨てられネーゼ(ステラレネーゼ)の類義語
捨てられネーゼ(ステラレネーゼ)の類義語には、「ケチ」「貧乏性」「物持ちが良い」が挙げられます。
捨てられネーゼ(ステラレネーゼ)の対義語
捨てられネーゼ(ステラレネーゼ)の対義語には、「捨て活」「シンプルライフ」「断捨離」が挙げられます。シンプルライフ 捨て活
捨てられネーゼ(ステラレネーゼ)のまとめ
捨てられネーゼ(ステラレネーゼ)とは、「片付けや物を処分することが苦手で捨てられない人」を意味する言葉です。
捨てられネーゼ(ステラレネーゼ)は、「捨てられない」+「~~ネーゼ」に由来する言葉です。
「~~ネーゼ」の代表的な言葉である「シロガネーゼ」が20年以上前に流行ったことを考えると、令和の新しい「~~ネーゼ」の派生言葉と捉えることができるでしょう。
物をなかなか捨てられない人のことを、面白可笑しく表現する新しい言葉です。