コロナ禍でみんながマスクをするようになった時代。
顔の見えないコミュニケーションが当たり前となり、「匿顔」という言葉が注目されています。
匿顔とは?いったいどんな意味なんでしょうか?
また、匿顔の読み方や由来なども気になりますよね!
この記事では匿顔とは?匿顔の意味や読み方・由来について解説します!
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匿顔とはどんな意味?
匿顔とは、「顔を隠すこと、あるいは顔を隠したままコミュニケーションを図ること」を意味する言葉です。
コロナ禍が広がり、マスク生活が定着するなかで、顔を隠したままのコミュニケーションが当たり前になってきました。
マスクをする必要がなくても、なんとなくマスクがある方が安心する・・なんてことはありませんか?
このように、すべての顔を晒さないでコミュニケーションすることを匿顔と呼びます。
匿顔の読み方
匿顔の読み方は「とくがん」です。
匿という漢字は、匿名(とくめい)や秘匿(ひとく)などに使われる文字で「隠す」という意味があります。
ちなみに匿名(とくめい)は名前を隠すことを指す言葉ですが、匿顔(とくがん)は顔を隠すことを指す言葉です。
匿顔の読み方の「とくがん」を覚える際には、名前を隠すことを指す匿名(とくめい)の顔バージョンだと覚えるとわかりやすいでしょう。
匿顔の由来・語源
「匿顔」の由来は、1995年に原島博氏(東京大学名誉教授)が名付けたのが始まりです。
顔の見えないインターネット社会などについて「匿顔のコミュニケーション社会」と名付けたのが最初だそうです。
教授によると、匿顔の語源は、本名を明かないことを示す「匿名」から来ているとのこと。
当時は主にオンライン上の社会活動について言及する言葉として用いられていました。
しかし、近年のコロナ禍では、マスク越しで人と会話することが多くなりましたよね。
リアルな社会でも、お互いの本当の顔を見ないでコミュニケーションすることが当たり前になってきました。
「ノーマスクだと落ち着かないからついついマスクを使ってしまう…」なんてことも。
マスク有りの生活が当たり前になってきたいま、再び脚光を浴びている言葉です。
まとめ|匿顔とは?匿顔の意味や読み方・由来
この記事では匿顔とは?匿顔の意味や読み方・由来について解説しました!
匿顔とは、「顔を隠すこと、あるいは顔を隠したままコミュニケーションを図ること」を意味する言葉です。
匿顔の読み方は「とくがん」です。
この「匿顔」は、匿名に由来する言葉で、かつてはインターネット社会に対して用いられていました。今ではコロナ禍の影響で、現実社会でも顔を晒さないコミュニケーションが普通になりつつあり、改めて「匿顔」という言葉が注目されるようになってきているようです。
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