Googleが新AIサービスのバード(Bard)をリリースすることを発表しました!
現在ライバル会社のマイクロソフトはオープンAIのChatGPTに巨額投資をしており、世界中でAIが話題になっていますね!
GoogleのバードとはどんなAIなのでしょうか?バードの使い方も気になりますよね!
また、ChatGPTとの違いとは何なのでしょうか?
この記事ではバードとはどんなAI?グーグルBardの使い方とChatGPTとの違いを解説します!
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Googleのバード(Bard)とはどんなAI?
Googleが新AIサービスのバード(Bard)をリリースします。
バードとは複雑な質問をまるで人間同士の会話のように自然に回答する高度なチャットボットのことです。
簡単に言うとバードは高度な対話型AIということですね。
バードにはGoogleが開発したLaMDAという言語モデルが応用されています。
このLaMDAは、以前あまりにも人間の思考を学習しすぎるとしてGoogle内で開発中止になった話を覚えている方もいるのではないでしょうか?
今までのAIとは異なり、利用者の複雑な質問を理解した高度な対話ができる点がバードの強みです。
バード(Bard)の使い方とは?【Googleの新AI】
バード(Bard)の使い方が気になりますよね!
2023年2月8日にGoogleはバードのテスト運用を開始しました。
テスト運用では、バードの使い方はGoogleの検索窓に質問を入力する方法になっています。
Bard is an experimental conversational AI service, powered by LaMDA. Built using our large language models and drawing on information from the web, it’s a launchpad for curiosity and can help simplify complex topics → https://t.co/fSp531xKy3 pic.twitter.com/JecHXVmt8l
— Google (@Google) February 6, 2023
例えば、今までは「ピアノの鍵盤はいくつ?」といったシンプルな質問がチャットボットの限界でした。
しかし、バードは「ピアノとギターの習得に時間がかかるのはどっち?」「2泊3日の京都旅行におすすめなプランを3つ考えて」といった複雑な質問にも高度な回答ができます。
バードはいつから利用開始できる?【Googleの新AI】
Googleのバードが一般ユーザーに公開されるのはテストの数週間後とのこと。
Googleはバードのテスト運用を開始されたのが2023年2月8日なので、おそらく2023年2月中には一般利用者も利用できるようになる予定です。
(2022年3月追記)
Googleの発表では『Bardはテスト運用後、数週間で一般ユーザーに公開される』予定でしたが、2023年3月現在まだBardは一般リリースされていません。
公式発表がない以上断定できませんが、公開予定がずれ込んでいるのかもしれませんね。
Googleは毎年開発者向け会議を開いており、Googleの製品やサービスを紹介する基調講演が行われるのが恒例です。
今年のGoogleの開発者会議「Google I/O 2023」は日本時間の2023年5月11日に開催されます。
ひょっとしたらBardサービスへの言及も基調講演にあわせて行われるかもしれません。
バードの日本語版はある?【Googleの新AI】
Googleのバードが一般公開後すぐに日本語で使えるかどうかの発表はまだありません。
ChatGPTなど他のサービスの前例を考えると、バードもおそらくすぐ日本語対応するかと思われますが正式発表ではありませんので注意が必要です。
しかし、将来的にはほぼ間違いなく多言語対応されるはずですので、バードの日本語版はほぼ出ると思っておいて間違いないでしょう。
ChatGPTとBardとの違いとは?
現在オープンAIとして先に公開されているのがChatGPT(チャットGPT)です。
ChatGPTも高度な対話型AIで、マイクロソフトの巨額支援を受けながら世界中で大人気になっていますね!
バードはチャットGPTの協力なライバルになると言われていますが、BardとChatGPTとの違いは何なのでしょうか?
【BardとChatGPTとの違い】1)データ情報の違い
BardとChatGPTとの違いで最も大きいのはデータ情報の違いです。
- Bard(バード)…最新データをもとに回答
- ChatGPT……2021年までのデータをもとに回答
Googleのバードは最新情報のデータをもとに質問に回答するのに対して、ChatGPTは2021年までのデータしか持っていません。
そのため、2022年以降の情報についてChatGPTではカバーされておらず、質問をしてもエラーが返ってきてしまいます。
新しい出来事やイベントなどトレンド情報を知りたいときには、今のところGoogleのバードの方が圧倒的に有利でしょう。
【BardとChatGPTとの違い】2)検索エンジンの違い
BardとChatGPTとの違いには検索エンジンの違いもあります。
- Bard(バード)・・・Google検索の検索結果に登場(予定)
- ChatGPT・・・次世代バージョンがマイクロソフトの検索エンジンBing検索の検索結果に登場
GoogleのバードはGoogle検索の検索結果に登場する予定です。
一方、ChatGPTはより高度な次世代バージョンのAI(通称:Sydney(シドニー))としてマイクロソフトの検索エンジンBing検索の検索結果に登場しています。
マイクロソフト、Bingに対話AI搭載 「検索の新時代」へ
Bingに対話AIを搭載することで、検索結果として従来のように外部ウェブサイトのリストを表示するのではなく、複数の情報源に基づき作成した完全な回答を表示できるようになるという。映像は2月7日撮影。 pic.twitter.com/3zwr4fMxKk
— AFPBB News (@afpbbcom) February 8, 2023
【まとめ】Googleバード(bard)の使い方とは?ChatGPTとの違いといつから使えるか解説!
この記事ではGoogleバード(bard)の使い方とは?ChatGPTとの違いといつから使えるか解説しました。
Googleが新AIサービスのバード(Bard)をリリースします。
バードとは複雑な質問をまるで人間同士の会話のように自然に回答する高度なチャットボットのことです。
バードにはGoogleが開発したLaMDAという言語モデルが応用されており、高度な対話型AIです。
バードの使い方はテスト運用ではGoogleの検索窓に質問を入力する方法になっています。
BardとChatGPTとの違いには、1)データ情報の違い 2)検索エンジンの違い があります。
バードの方が最新データを参照するようになっており、世界最大シェアを誇るGoogleの検索エンジンに登場することから、これからバードに対する注目が集まっていくのは間違いなさそうですね!