大奥の抱き合えとは?女将軍綱吉のBL強要パワハラが実は伏線な理由とは?

よしながふみ原作の男女逆転の漫画「大奥」に出てくる有名なシーンの1つが「抱き合え(睦み合うてみよ)」です。

以前ネット上でかなり話題になった表現なので、「元ネタよくわかんないけど知ってる!」という方も多いのではないでしょうか?

具体的に大奥の「抱き合え」「むつみおうてみよ」とはどんな意味なのでしょうか?

女将軍綱吉のBLパワハラ?物語上で欠かせない重要な伏線?

いったいどんな理由があるのかを原作ファンの筆者がお伝えしちゃいます!

この記事では大奥の抱き合えとは?女将軍のBL強要パワハラが実は凄く重要だった理由とは?と題して解説します!

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大奥の抱き合えとは?むつみおうてみよの意味とは?

大奥の抱き合えとはどんなシーンなのでしょうか?むつみおうてみよの意味を解説します!

大奥の抱き合えの元ネタとは綱吉が二人の男性カップルに命じるこのシーンです。

男女逆転の大奥では、大奥は男だらけの空間です。

男性カップルをめざとく見つけた上様が惚れたもの同士なら私の目の前で「抱き合え」「睦み合うてみよ(むつみおうてみよ)」と、行為を強要するシーンです。

一見すると女将軍綱吉のBL強要パワハラにしか見えませんよね。

ネット上で「抱き合え」という台詞はすっかりネタになってしまっていますが、実は物凄く重要な伏線のシーンなんです。

大奥の抱き合えが女将軍綱吉のBL強要パワハラではなく重要な伏線である理由とは?

大奥の抱き合えは、女将軍綱吉のBL強要パワハラではなく実は重要な伏線なんです。

その理由とは・・・

ここからは重大なネタバレになるので注意してくださいね!
綱吉は溺愛していた唯一の世継である松姫を病気で亡くしました。悲しみに浸るまもなく、父の桂昌院から世継を産んでほしいというプレッシャーに苛まれます。
綱吉はもともと学問好きで政治センスがある将軍でしたが、政からは遠ざけられて大奥で子作りすることしか望まれなくなっていきます。
不幸なことに綱吉にはなかなか子どもができず、たとえ身体が老いていっても毎夜若い側室の男たちをその気にさせなくてはなりません。
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将軍なのにまるで日々男に身体を売っているような生活・・それだけでもなかなかしんどいですよね。
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しかも、将軍が側室と褥をともにする際には側室による暗殺や賄賂を防ぐため、毎晩添い寝の監視が数人つくという決まりがあります。
もちろんプライバシーなんてものもなく、夜の声も何もかも丸聞こえです。
綱吉は「自分は夜の営みをさんざん聞かれてきたのに、自分の前でまぐわえといったことの何が悪い。私が若い男たちを喜ばせるために、どれだけ床の中で苦労をしてきたか、お前に分かるか?松姫、なぜ死んだ…。」と叫びます。
原作屈指のしんどいシーンですね。。

大奥の抱き合えは、背景を知らないで見るとただのBL強要パワハラですが、実はそれ以上に綱吉が女将軍として過酷な役目を負っているのだと伝える重要な伏線だったのでした。

大奥の抱き合えは何巻?NHKドラマは何話?映画は?

大奥の抱き合えのシーンがどんな描かれ方をしているのか気になりますよね!

漫画だと何巻で、NHK版ドラマだと何話に登場するのでしょうか?

また、TBS映画版大奥でも抱き合えのシーンは再現されているのでしょうか?

大奥の抱き合えのシーンは漫画の5巻

大奥の抱き合えのシーンは漫画の大奥5巻です。

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綱吉編の始めから読みたいという方は漫画大奥4巻から読むとより内容を楽しめます!

大奥の抱き合えのシーンはNHKドラマ版大奥の6話

大奥の抱き合えのシーンはNHKドラマ版大奥では6話です。

徳川綱吉を演じるのは仲里依紗さん、右衛門佐を演じるのは山本耕史さんです。

NHKドラマはテレビ放送後にネット配信もされるので、6話を忘れずにチェックしてみてくださいね。
⇒大奥2023(NHKドラマ)の見逃し動画はどこで見れる?無料視聴方法を解説!

大奥の抱き合えのシーンはTBS映画版『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』

大奥はTBSからもドラマ化・映画化されていて、綱吉編は映画版で実写化されていますよ!

大奥の抱き合えのシーンはTBS映画版『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』に登場します。

徳川綱吉を演じるのは菅野美穂さん、右衛門佐を演じるのは堺雅人さんです。(余談ですがこの共演がきっかけでお二人は結婚されたそうです!)

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Blu-rayだと4000円以上しちゃいますが、レンタルなら400円で観れるのでレンタルの方がおすすめです。

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