ヌーの大移動とは、タンザニアのセレンゲティ国立公園やケニアのマサイマラ国立保護区などで見られるヌーが季節ごとに生息地を移動する行動のこと。
150万頭以上とも言われるヌーが一斉に移動するため、ヌーの大移動(グレートマイグレーション)と呼ばれています。
ワニが捕食のために待ち受けるワニ川をヌーが一斉に渡りをする姿は大迫力です!
ヌーの大移動の時期はいつなのか気になりますよね!
どの季節に行けばヌーの川渡りが見られるのでしょうか?
この記事ではセレンゲティ国立公園でヌーの大移動の時期はいつ?どの季節がおすすめ?について解説します!
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セレンゲティ国立公園のヌーの大移動の時期はいつ?
ヌーの大移動は、タンザニアのセレンゲティ国立公園と北側に隣接するケニアのマサイマラ国立保護区の間で行われます。
ヌーの大移動の時期は、大きく4つに分けられます。
1)12月~4月:セレンゲティ南部→中央西部へ
2) 5月~7月:セレンゲティ中央西部→西部へ(グルメッティ川を北上して渡る)
3) 8月~9月:セレンゲティ西部→北のマサイマラへ(マラ川を北上して渡る)
4)10月~11月:北のマサイマラ→東部・南部へ(マラ川を南下して渡る)
とはいえ、毎年まったく同じ時期にヌーの大移動が起こるわけではありません。降雨や気温の影響で、大移動が早まることもあれば遅くなることもあります。現地に行く際はなるべく現地の情報に詳しいツアー会社を選ぶなどして予定を組み立てると良いでしょう。
セレンゲティ国立公園の行き方にについてはこちらの記事で解説しています。
セレンゲティ国立公園のヌーの大移動の季節はいつがおすすめ?
セレンゲティ国立公園でヌーの大移動を見るなら乾季の季節がおすすめです。
タンザニアの雨季は雨続きで天候が不安定ですが、乾季は天候が安定しています。
乾季の中でも特に6月~10月が観光のベストシーズンと言えるでしょう。
また、ヌーの大移動で最も有名なマラ川渡りが見られる時期は8月~9月頃です。
もし現地に行くのはハードルが高いな…という人にはHISなどの旅行会社が企画しているオンラインツアーに家から参加するという方法もありますよ!
セレンゲティ国立公園のヌーの大移動の理由は?
過酷な環境を生き延び水と食糧である牧草を得るため、ヌー達は季節にあわせて大移動を繰り返す必要があるのです。
ヌーの大移動では、無数のワニが捕食のために待ち受ける川を渡る必要があります。
セレンゲティ国立公園のヌーの大移動の移動距離は?
セレンゲティ国立公園のヌーの大移動の移動距離は、年間3000kmと言われています。
日本の北海道の先端から沖縄の石垣島までは直線で3000Kmですので、ものすごく長い距離を群れで移動するんですね。
今日午後6時からの放送は、タンザニアのセレンゲティ国立公園です。圧巻は150万頭のヌーが大移動する映像。サバンナを駆け、一年で3000キロも移動します。空から見ると、大迫力です。#世界遺産 #アフリカ #タンザニア #セレンゲティ #サバンナ #ヌー pic.twitter.com/UdRN8Mo2Qe
— 世界遺産 (@heritage_TBS) August 21, 2022
まとめ|セレンゲティ国立公園のヌーの大移動の時期はいつ?
この記事ではセレンゲティ国立公園でヌーの大移動の時期はいつ?どの季節がおすすめ?について解説しました!
ヌーの大移動とは、タンザニアのセレンゲティ国立公園やケニアのマサイマラ国立保護区などで見られるヌーが季節ごとに生息地を移動する行動のこと。
ヌーの大移動の時期は、大きく4つに分けられます。
1)12月~4月:セレンゲティ南部→中央西部へ
2) 5月~7月:セレンゲティ中央西部→西部へ(グルメッティ川を北上して渡る)
3) 8月~9月:セレンゲティ西部→北のマサイマラへ(マラ川を北上して渡る)
4)10月~11月:北のマサイマラ→東部・南部へ(マラ川を南下して渡る)
セレンゲティ国立公園のあるタンザニアはとても遠いかと思いきや、日本から乗り換え1回で行ける場所なのをご存知ですか?
もしヌーの大移動に興味が出てきたらぜひ現地で間近に見てみてはいかがでしょうか?
セレンゲティ国立公園の行き方にについてはこちらの記事で解説しています。