安倍元総理大臣が銃撃されなくなったことを受けて2022年9月27日に国葬が行われます。
国葬への反対意見や16億の金額が高すぎるなどの話が盛り上がっていますが、肝心の参列者が誰なのか気になりますよね?
国葬に天皇陛下の出席はあるのでしょうか?
また、弔問外交との声もありましたが、外国の要人は誰が来日するのでしょうか?
この記事では国葬の参列者は誰?天皇陛下の出席や海外要人の弔問外交は誰が来る?について解説します。
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国葬の参列者は誰?
安倍元首相の国葬の参列者は誰なのでしょうか?
2022年8月31日に開催された、内閣府の「第2回故安倍晋三国葬儀 葬儀実行幹事会」によると国葬の参列者は次の人々が予定されています。
・国会議員(現・元)
・海外の要人
・立法・行政・司法関係者
・地方公共団体代表
・各界代表 など
三権の長とは、立法権、行政権、司法権を司る機関のトップのこと。
例えば、現職だと衆議院議長の細田博之氏、参議院議長の尾辻秀久氏、岸田文雄総理、最高裁判所長官の戸倉三郎氏のことです。
国葬に天皇陛下は出席されるのか?
国葬に天皇陛下は出席されるのでしょうか?
慣例に則り、天皇陛下は国葬に出席されず、代わりの勅使を国葬に派遣する予定です。
今のところ、天皇陛下からは勅使、皇后陛下からは皇后宮使(ぐうし)、上皇陛下からは上皇使(じょうこうし)、上皇后陛下からは上皇后宮使(ぐうし)を派遣する予定が組まれています。
また、天皇皇后両陛下と上皇ご夫妻の参列はありませんが、他の皇族の方々には参列の依頼があるので皇室からはおそらく数人が国葬へ出席することになると予想されます。
国葬に海外要人は誰が来る?
国葬には各国から海外要人が参加する予定です。
海外要人とは、その名の通り重要な人物のことで、海外の政治家や大臣などのことを指します。
現時点で国葬への参加がわかっている海外要人は次のとおりです。
・カナダのトルドー首相
・インドのモディ首相
・豪州のアルバニージー首相
・シンガポールのリー・シェンロン首相
・ベトナムのフック国家主席
・欧州連合(EU)のミシェル首脳会議常任議長 など
国葬の弔問外交はどうなる?
通常は渡航費や滞在費をかけないと会いに行けない各国の要人がまとめて来日し、多くの交流機会をもてることから、国葬は弔問外交の場になると言われています。
今回は、国葬の前日から翌日にかけて、海外から参列の要人と首脳間や外相間で2国間会議が行われる予定です。
ちなみに前回の吉田茂元総理の国葬の際には各国からの参列者が137人、2000年の小渕恵三元総理の内閣・自民党合同葬では海外からの参列者が377人訪れました。
今回の安倍元首相の国葬では予算縮小の影響で、海外からの参列者は同規模~小規模になると予想されます。
→国葬で会社(仕事)や学校は休日(休み)になるのか?
まとめ|国葬の参列者は誰?天皇陛下の出席や海外要人の弔問外交は誰が来る?
この記事では国葬の参列者は誰?天皇陛下の出席や海外要人の弔問外交は誰が来る?について解説しました。
国葬の参列者は次の立場の人が予想されています。
・国会議員(現・元)
・海外の要人
・立法・行政・司法関係者
・地方公共団体代表
・各界代表 など
慣例に則り、天皇陛下は国葬に出席されませんが、代わりに勅使が送られます。
現時点で国葬への参加がわかっている海外要人としては、アメリカからハリス副大統領、カナダのトルドー現首相などが挙げられます。
弔問外交としては、国葬の前日から翌日にかけて、海外から参列の要人と首脳間や外相間で2国間会議が行われる予定です。
賛否両論ある国葬ですが、やるからには意義のあるものになるといいですね。
国葬に一般人が参列できるのか?についてはこちらの記事で解説しています。